色数を抑えてクールな雰囲気に
画面にある色を制限して絞ることで、全体にスマートさやクールな印象を持たせることができます。
シンプルな画面表示は目にも優しいですし、データも軽くなりやすいので閲覧しやすくなるというメリットもあります。
写真やイラストなど色が多いコンテンツを扱っている場合にも、額縁のようにそれを際立たせる効果を持たせることができるので見栄えの意味でも効果的なデザインとなります。
動作を少なく!シンプルのススメ
ウェブコンテンツではインターフェースをアニメーションさせて豪華に見せる方法があります。
これはリッチな印象を与える意味で非常に有効な手段で多く使われているものですが、動作環境によっては重くなってしまうこともあるのです。
より多くの閲覧者に訴求する必要がある場合には、できるだけシンプルに挙動を素早く作り上げていくと効果的になります。
読み込みに時間がかかるだけでも見るのをやめる人は少なくないですし、エフェクト分の作り込みを中身に回せばそれだけ実のあるものになるからです。
テストは大切!視線や導線をシミュレート!
ウェブサイトはいくらスタイリッシュなデザインであっても、見づらかったりどこに何があるのかわからないと意味が半減してしまいます。
必要な要素を絞ってからデザインを練ることはもちろんですが、たたき台としてある程度作った後は実際にアクセスしたり客観的な使用感をチェックすることが大切です。
制作サイドは中身に触れているので何があるのかわかりますが、初見の人は手探りになります。そして、ウェブでアクセスする多くの人は初見であることから、見やすさや必要な情報の認識がずれてくる場合があるからです。
レスポンシブwebデザインとは、閲覧媒体の画面サイズに依存しないデザインです。利用する際は機能を過信せず、デバイスによって表示が崩れていないか、確認することが欠かせません。